高木神社 – 東京・押上

最終更新日

🐾 押上

押上は、東京都墨田区にある地名です。
地名の由来は、古くの利根川が東京湾へ注ぐ河口にあった中洲に海から潮が押し寄せ、海からの土や砂が堆積していったことからと言われています。
江戸時代からあった地名(旧押上村)ですが、現在の場所よりも東側にありました。

いまや押上は東京スカイツリーで有名な場所です。
東京スカイツリータウン・ソラマチもあり、周辺は多くの観光客で賑わっていて、押しも押されぬ観光スポットとなっています。

🐾 高木神社

東京メトロ半蔵門線、都営浅草線「押上」駅と東武スカイツリーライン「曳舟」駅のちょうど中間地点くらいに高木神社があります。
近くまで来ると幟が見えてくるので、迷うことはありません。

応仁2年(1468年)に創建されたと伝えられ、祭神は高皇産霊神(タカミムスビノカミ)で古くは「第六天社(だいろくてんしゃ)」と呼ばれていました。
明治時代初期の神仏分離の制度の際、高皇産霊神の別名が「高木の神」であることから「高木神社」と改称されました。

本殿の前にある銘狛犬は左右同形で阿・吽の区別がありません。
自分は左右ともに狛犬と思っていました。
実は、口を閉じているのが「狛犬」で、口を開けているのが「獅子」だそうです。
そして阿吽の一対でこの世の「始まり」と「終わり」を表現していることが多いのだそうです。
この高木神社は、狛犬のみということになりますね。

境内には「からかい上手の高木さん」の撮影スポットがあります。
作中には登場していませんが、名前繋がりと恋愛成就にご利益があることから聖地となっているようです。
コラボした御朱印やお守りもあるみたいです。

また境内には、いろいろなところに「おむすび」がたくさん。
さすが「ムスビノカミ」です。
実は最初、「なんで、おにぎりがいっぱい?」と思いましたが、「おむずび」だったんですね。
日本語は難しい。。。

🐾 結びつける

社務所で御朱印をいただきました。
御朱印をいただくと、おむすびの形をしたお守り「むすび石」がついてきます。
社務所の方に聞くと、「お財布の中に入れておくとお金が集まってきますよ。お金だけでなく、いろいろな願いを結びつけてくれますよ」というお言葉をいただきました。
御朱印が2種類あり、迷った挙げ句ひとつ選んだのですが、その言葉を聞いて、もうひとつ御朱印をいただいたのはここだけの話(笑)

もうひとつ選んだ御朱印がとてもキレイなデザインだったので、「おむすび」をおかわりして良かったと思いました😁

いろいろな願いをむすびつけてくれる場所。
こんな素敵な場所があったんですね。
「おむすび」効果があったときは、きちんとお礼に行かないといけませんね。

– Info. List –

『高木神社』

東京都墨田区押上2丁目37-9
【社務所】 9:00 ~ 16:00
【アクセス】
 東京スカイツリーライン「曳舟」駅から徒歩およそ5分
 京成押上線「京成曳舟」駅から徒歩およそ7分
 東京メトロ半蔵門線、都営浅草線「押上」駅A3出口から徒歩およそ7分

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