磯料理 きむら – 神奈川・江の島

きむら《神奈川・江の島》

🐾 「江ノ島」と「江の島」

「えのしま」は神奈川県湘南海岸に浮かぶ小島です。
そして境川(片瀬川)が運んできた土砂や湘南海岸に流されてきた砂が島の周りに溜まって陸続きになっている陸繋島です。
本土と陸繋島を結ぶ砂州であるトンボロは普段海中にあるので、干潮時のみ見ることができます。

「江ノ島」と「江の島」。
普段何気なく「えのしま」という読んでますが、どちらが正しいのでしょうか。
地図や住居表記は「の」、郵便局や交通機関は「ノ」です。
1966年(昭和41年)に藤沢市により、新しい住居表示が施行され、1969年(昭和44年)に藤沢市観光協会により「江の島」で表記を統一する動きがあったようです。
ただ、史跡や交通機関等は歴史があることから、変更せずに現在に至っているとのことです。

🐾 きむら

江ノ島大橋を渡り、参道には入らずにそのまま左に。
しばらく歩くと右手に公園が見えてきて、その奥にあるのが磯料理で有名な「きむら」です。
やはり有名なのか、昼時なのか、混んでいましたが、30分ほど待って店内に入ることができました。

2階に上がると、そこには畳が広がっていました。まるで民宿みたいです。
磯料理で有名ですから、魚料理が豊富なのはあたりまえ。
どれもこれも、見るだけでお腹が刺激されます。

お酒も豊富にありますが、まずはビールで乾杯。
その勢いで、湘南ビールにも手を伸ばしてしまいました。

「刺身」は当然美味しい。「さざえのつぼ焼き」も同意。
江ノ島を訪れたからにはということで、「しらす」も堪能しました。
どれもこれも満足至極でしたが、一番衝撃的だったのは「きんめの煮付け」。
普段、あまり魚の煮付けは食べない、というよりは苦手で敬遠気味でした。
でも、この煮付けは違いました。味はやさしくしっかりとしていて、ホクホク。どこを食べても旨いという言葉しか出てきませんでした。お酒が進んだのも当たり前かな。

🐾 磯料理に包まれて

このお店は、参道の賑わいから外れたところに位置するので、とても穏やかに静かです。
2階の和室で、足を伸ばしながら、気の合う仲間と旨い酒と美味しい磯料理を堪能する。
こんな至福の時間がたまらないです。

きむら《神奈川・江の島》

店の近くにある江の島ヨットハーバーの展望デッキから見た海と空がとても気持ちの良いものでした。
こういう時間、大切にしたいと思います。

店の周りや眼の前の公園には、猫がたくさんいました。
島あるあるですね。
長くこの島に住んでいるであろうこの猫たちに敬意を表して、島をでました。
また、会えると良いね。

– Info. List –

『磯料理 きむら』

神奈川県藤沢市江の島1丁目6-21
【営業時間】 12:00 ~ 20:00
【店休日】 不定休
【アクセス】
 小田急線「片瀬江ノ島」駅から徒歩およそ15分
 江ノ島電鉄線「江ノ島」駅から徒歩およそ25分

Booking.com

東京観光・横浜観光なら、びゅうの「TYO」 今月のお得な国内ツアー びゅう ひとり旅特集 びゅう 列車で巡る日本の絶景 びゅう

シェアする