焼酎道楽 おいどん – 鹿児島・西田
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🐾 鹿児島の大切な場所
鹿児島にはおよそ2年半住んでいました。
たくさんのかけがえのない出会いがありましたが、この「おいどん」も忘れることができない大切な思い出の場所です。
鹿児島中央駅から歩いて約5分というアクセスの良さで、住んでいたマンションからは1分もかからない近さでした。
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🐾 鹿児島中央駅
鹿児島中央駅は、昔「西鹿児島」駅と呼ばれていました。年配の方は今でも「西駅」と呼んでいるのをよく聞きます。
九州新幹線の始発・終点の駅として決まったことから、公募により「鹿児島中央」駅になったそうです。
「おいどん」は駅の西口側にありますが、東口から回って行くことにしました。
小倉駅から鹿児島駅間を結ぶ日豊本線の線路を超えたら店が見えてきます。
🐾 紫尾の露
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なにも言わずに焼酎「紫尾の露」をお湯割りでいただきます。
呑みやすくて、気をつけていないとスイスイ消化してしまうのですが、お湯でまろやかさも加わり、いつの間にか酔っ払ってしまうとても危険な善きお酒です 😁
「紫尾の露」はこのお店で出会った焼酎で、いまや鹿児島の焼酎自分ランキングではTOPです。
なかなか関東で手に入れることができないので、鹿児島に帰ったときには必ず買って帰ります。
この「紫尾の露」を作っている軸屋酒造さんのご家族とは懇意にさせていただきました。
「おいどん」でもしばしば一緒に呑みました。
「おいどん」で紹介していただいたお酒とはいえ、軸屋さんとはその前から知り合いだったので、とても縁があるなと思っています。
🐾 さつまの美味いもん
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鹿児島の地魚の美味しさは言うまでもありません。
そして「きびなご」です。実は鹿児島に来るまできびなごという魚を知りませんでした。
南日本に生息するニシン科の小魚で体長は10cmくらい。
刺身でも良いのですが、天ぷらにするとカリッカリで塩をつけながら食べるともう止まりません。
幸せです。
🐾 秘密の〆
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〆はオムライスです。
メニューにはない裏メニューです。
ボリューム満点なのはもちろんですが、ケチャップ感が王道過ぎて堪りません。
(軸屋さんの息子さんが食べているのを見て、自分もわがまま言うようになったのは秘密です)
🐾 大切なことば
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「おいどん」で焼酎に纏わること、教えてもらったことがいくつもあります。
「鹿児島で焼酎呑むならお湯割りでないといけない」という先入観を持っていましたが、大将から「おいしく呑めれば、どんな呑み方だって良いんだよ」と聞いたこと。
焼酎をつくる(=お湯割り)のは、年下や後輩の仕事と思っていましたが、「一番うまくつくれるやつがつくるもん」と教えてくれたこと。
大将の言葉は今でも覚えています。
大将は、知らない土地に住んで初めて私的に知り合った鹿児島のひと。
家が近かったこともありますが、単身赴任している自分に必ず「何かあったら連絡するんだよ」と言ってくれました。大将には有り難い気持ちでいっぱいです。
🐾 大切な気持ち
「おいどん」がこの12月で店を閉めると聞きました。
帰る場所がひとつなくなってしまい、とても悲しいです。
コロナ渦の中、大変なことがたくさんあったと思います。鹿児島を離れてからのことだったので直接助け合うことができす悔しいです。
それでも、大将が決めたことですので、これからも陰ながら大将を応援したいと思います。
「おいどん」はなくなっちゃいましたけど、鹿児島に帰ったときに大将と呑んで話す機会があったら良いなと思います。
「ありがとうございました。」
– Info. List –
『焼酎道楽 おいどん』
鹿児島県鹿児島市西田2丁目20-18
【アクセス】
JR九州「鹿児島中央」駅から徒歩およそ5分
鹿児島電停「高見橋」電停から徒歩およそ4分、「鹿児島中央駅前」電停から徒歩およそ5分
*『焼酎道楽 おいどん』は2022年12月で閉店しました。
🍶 お世話になったお酒 🍶
- 紫尾の露《軸屋酒造・鹿児島県薩摩郡》