そば切り 來輪 – 岡山・京橋町

そば切り 來輪《岡山・京橋町》

🐾 京橋

岡山の城下町の東西をつないでいる旭川の京橋は、天正以前(1500年代後半)は現在の場所にはなく、少し川上の方にあったようです。もともとは「大橋」と呼ばれ、周辺も「大橋町」でしたが、京や大阪の品を扱う店が多かったことから町名も「京町」となり、橋も「京橋」になりました。
宇喜多秀家が治めていた時代に、本格的な城下町建設事業が行われ、京橋も現在の場所に架け替えられました。
現在、京橋名物として、毎月第1日曜日に開かれる「京橋朝市」が知られています。
魚介類や野菜、果物、備前焼などが並べられ、とても賑わっています。

🐾 そば切り 來輪(くるり)

毎月1回の朝市で賑わう京橋町には、オススメしたい蕎麦屋さんがあります。
「そば切り 來輪(くるり)」です。
岡山駅から岡電東山線に乗って「西大寺町」電電で下車、大通りから小道に入って少し歩くと、こぢんまりとしたその店があります。
店の佇まいからして良い雰囲気が感じられます。

🐾 そばがき

蕎麦屋さんに来たのですから、まずはお酒で喉を癒やさなければいけません 😁
大好きな「酔鯨」と「陸奥八仙」をいただきました。
特に「陸奥八仙」はなかなか店頭で見ないので、メニューを見ただけで嬉しくなりました。

そば切り 來輪《岡山・京橋町》

そしてこのお店に来たからには必ず注文してほしい品「そばがき」があります。
わさびをつけながら、お酒と一緒にちびちびとやるこの時間が堪りません。
これだけで時間を忘れそうです。

🐾 そば切り

「そば切り」とは、そばがきに対して、包丁で細長く切られたものを指します。いわゆる「そば」です。でもこういうお店で食べるときは「そば切り」と呼んだほうが、なんか味わい深く感じられるのは自分だけでしょうか。
冷たい蕎麦には、「細切りそば」(写真左)、「粗挽きそば」(写真右)、「おろしそば」があります。どれここれも美味しくいただきました。

🐾 応援したくなるお店

兎にも角にも、このお店の「そばがき」と「そば切り」は絶対味わった方が良いです。
それにお酒が加勢すれば無敵状態になります 😊
また、お酒が苦手な方でも、温かいお茶とそばがきでまったりできると思います。

そば切り 來輪《岡山・京橋町》

岡山は土地柄「うどん」文化圏と言われています。
そんな中、お蕎麦で頑張っているお店があるのはとても嬉しいです。
若いご夫婦が見事にリノベーションして営んでいるこのお店は、ずっと応援したくなる、そんなお店です。

– Info. List –

『そば切り 來輪(くるり)』

岡山県岡山市北区京橋町5-2
【営業時間】 11:30 ~ 17:00 *そばがなくなり次第終了
【店休日】 木曜、第4水曜
【アクセス】 岡電東山線「西大寺町」電停から徒歩およそ2分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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