二毛作 – 東京・立石

二毛作《東京・立石》

🐾 立石

東京都葛飾区にある立石という地名は、およそ620年前(室町時代)の資料にも出てくるほど古いです。
立石の名前は、立石8丁目にある「立石」という石からつけられたもの。「立石様」と呼ばれていたこの石は、古墳時代では古墳をつくるために、現在の千葉県房総半島から運ばれたと言われています。

このような古い歴史のある立石は、呑んべ横丁や立石仲見世商店街といった昭和感満載の場所で有名で、「せんべろのまち」「飲み歩きの聖地」と呼ばれています。
そんな酒都・立石ですが、残念ながら最近は再開発の話題で専らです。
京成立石駅北側の再開発によって、呑んべ横丁も惜しまれながら取り壊されてしまいました。

🐾 二毛作

再開発が進む北側を挟んで、京成押上線南側線路脇におでんの名店「二毛作」があります。
もともと立石仲見世商店街にあったらしいですが、この線路沿いに移転してきたとのことです。
店内はカウンターメインで、それほど大きいわけではありません。事前に確認してから訪れたほうが安心かと思います。

お通しに汁物が出てくると、なにかホッとするのは自分だけでしょうか。
タコの唐揚げもホクホクで良いスタートをきることができました。

やはり、おでんは避けては通れません。
この日は3名で訪れたので、まずは盛り合わせをいただきました。
自分は厚揚げが好物なので、別途注文してしまいました。
おでんはお酒がすすみます。完璧な相性です。

カウンター上には日本酒がずらり。
どれも目移りしてしまいますが、今回は「玉櫻」と「天穏」をセレクト。
どちらも島根県のお酒だったのは偶然です。でも島根のお酒は大好きです。

🐾 酒都

二毛作《東京・立石》

立石にはたくさんの飲み屋が迷うくらいあります。
きっと、その日の気分だとか、呑みたいものとかで選んでも、ハズレはないんじゃないかなと思います。
再開発は進んでいますが、このような環境も残して欲しいですね。
「立石にハズレなし」ですが、やっぱり「二毛作」には顔を出してしまうんだろうなあという自分が自信を持っています。

– Info. List –

『二毛作』

東京都葛飾区立石1丁目14-4
【営業時間】 14:00 ~ 21:00、土曜は12:00 ~ 21:00
【店休日】 月曜
【アクセス】京成押上線「京成立石」駅2出口から徒歩およそ2分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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