井のなか – 東京・錦糸町

井のなか《東京・錦糸町》

🐾 錦糸町

錦糸町は東京都墨田区の南部に位置します。
昔、大部分は武家地でしたが、明治初年(1868年)に政府に返還した土地となり、これらを併合して町ができました。付近にあった錦糸堀から町名となったそうです。
総武線沿線の中でも指折りの繁華街で、歓楽街としての歴史もあるので治安が悪いというイメージもつきまとっています。
ただ駅周辺は再開発も進んでいたり、デパートや大きな公園もあるので、住みやすい住宅街の顔も存在しています。

🐾 井のなか

錦糸町駅北側にひっそりと佇む日本酒の名店があります。
「井のなか」です。
入口は決して大きくないのと、看板が微妙なところにあるので、瞬間悩みます。
だからこそ辿り着いた喜びは大きいんです。

このお店を知るきっかけとなったのは、BSテレ東系ドラマ「今夜はコの字で」です。
コの字カウンターの名店を紹介してくれるドラマですが、この「井のなか」も取り上げられました。
そして、いつか行きたいと思っていてお店です。
入口を入ると、雰囲気の良いコの字カウンターが待っててくれました。
もちろん、テーブル席もいくつかあるので、グループでも楽しめます。

カウンターに置いてあるメニューも味があります。
この中に魔法のようなお酒と料理が紹介されていると思うと、ワクワクが止まりません。

日本酒の名店として知られていますが、お酒に合う料理も絶品ものばかりです。
最初に頼んだ4品。
パンと一緒に食べる「ポテトサラダ」はおしゃれなテイスト。
「究極の油揚げ」もハーフサイズながら大きくて、食べごたえありです。

まだまだ注文が止まりません。
今回はふたりで訪れたがゆえに注文が多くなりましたが、これだけの絶品料理たちに会えて感動すら覚えました。
なかでも「レバーペースト」は誰もが口にするべき一品です。
昔ながらの酒場の雰囲気ただよう店内には似つかわしくない料理ですが、お酒との相性バツグンでした。
食べなきゃ損です。

当たり前ですが、当たり前にお酒も堪能しました。
基本、燗酒で呑みました。とっくりがかわいい。
まだまだ呑み足りませんが、ひとりで来ていないので、少しだけ控えめにしておきました。

🐾 うまい酒と料理に溺れて

井のなか《東京・錦糸町》

店を出たら、すっかり暗くなっていました。
その前に東京スカイツリーが待ち構えていて、下町空間と近代的建造物のコントラストに酔ってしまいそうでした。

近くの錦糸公園では、桜まつりが行われていました。
まだまだ桜はこれからという感じでしたが、それを補うくらい東京スカイツリーが華を添えているようでした。
絶品なお酒と料理の余韻に浸りながら、公園でしばらく溺れていました。
また溺れに行きますよ。

– Info. List –

『井のなか』

東京都墨田区錦糸2丁目5-2 青木アコビル1F
【営業時間】 17:00 ~ 23:00 *日曜のみ22:30まで
【店休日】 月曜
【アクセス】JR・地下鉄「錦糸町」駅から徒歩およそ3分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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