だしいなり 海木 – 福岡・天神渡辺通

だしいなり海木《福岡・渡辺通》

🐾 渡辺通

福岡県福岡市中央区東部に位置し、天神市街地の南側にあたります。
地名は、博多の呉服商・渡辺與八郎の名に由来します。博多電気軌道株式会社を設立した方で、1911年に電車道を整備したものの、急死。
会社が渡辺與八郎の偉業を偲んで、この電車道(下警固法印田〜住吉間)に「渡辺通り」という通称をつけました。昭和に入って、この通称が公称となったようです。

🐾 おいなりさん

「いなり寿司」は「おいなりさん」と呼ばれ親しまれています。
五穀豊穣のご利益がある稲荷神社が由来と言われていて、稲荷神社といえば「きつね」ですね。
きつねの好物が「油揚げ」と言うのもよく知られていることと思います。
そして稲荷神社にお供えされている油揚げにごはんを詰めたものが、いなり寿司の始まりと言われています。(諸説ありです)

🐾 だしいなり 海木

福岡市営地下鉄七隈線「渡辺通」駅2番出口を出て左に曲がった通りに、長年だしいなりを守り続けてきた「だしいなり海木(かいぼく)」があります。
だしいなりのみ扱っていますが、作り置きをしていないので、数量、受取時間等、事前予約必須です。自分も2日前に予約しておきました。
もちろん、予約なしでも購入できますが、予約者優先ですし、売り切れていることもあります。
予約がオススメです。
店の前はぞれほど目立った看板が出ている訳ではありませんが、予約で入店待ちのお客様が店前にいるので、すぐにわかると思います。

店内は受取カウンターとテーブルがひとつあるだけの小さなスペースです。
予約しているので、すぐに受け取ることができます。
テーブルで食べることができるかどうかはわかりませんでした。
誰か知っている方、教えてください (^_^;)

🐾 やさしさに包まれて

だしいなりを受け取って、さてどこで食べるかがカギです。
近くに警固公園もあったりと、食べる場所を考えるのも楽しいと思います。

太宰府で食べることにしました。
太宰府内にお休み処があるので、そこを使わせていただきました。
大事に大事に、天神から持ってきただしいなりの箱を開けるときのワクワク感が堪りません。

だしいなり海木《福岡・渡辺通》

その名の通り、お出汁たっぷりのおいなりさんは、口の中でその甘味が広がります。
丁寧に造られているのがよくわかり、造られている方たちの気持ちがわかるようで、ほっとする優しさにごはんが包まれていて、大事に、ゆっくりと食べたくなります。
自宅で食べる場合は、電子レンジ等で温めても良いようです。いつかやってみたいと想います。

箱の包み紙を見ながら、時間を感じずに食べました。
とにかく、とにかく、美味しかったです。
博多を訪れるとき、必ず食べたいものがまたひとつ増えました。

– Info. List –

『だしいなり 海木』本店

福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目9-3
【営業時間】 11:00 ~ 15:00
【店休日】 日曜・祝日
【アクセス】 福岡市営地下鉄七隈線「渡辺通」駅より徒歩およそ1分

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