五月四日 – 東京・用賀

五月四日《東京・用賀》

🐾 用賀

用賀は東京都世田谷区の地名で、玉川地域に属します。
鎌倉時代初期に真言宗の瑜伽(ゆが)・ヨーガ(ヨガ)の道場が開設されたことが地名の由来とされています。
ちなみに、昔この辺りの人たちから「向原(むかいはら)」、「向(むかい)」と呼ばれていたそうです。辺り一帯が平らなところで、向こうにある原っぱという諸説があります。
東急田園都市線「用賀」駅からは渋谷までおよそ14分とアクセスもよく、ランドマークや静かな住宅街もあり、住みやすい街として知られています。

🐾 いつきよっか

「用賀」駅を出て、小さな商店街を数分歩くと右手に「五月四日」の暖簾が見えてきます。
「いつきよっか」と呼びます。
初めて訪れるお店は、この店構えを見て、いつも期待が膨らみます。

店内はカウンター7席とテーブル14席ほどで、こじんまりとしています。
お魚とお酒が美味しいと評判のお店ですので楽しみです。

ますはご挨拶のビールを飲みながら、お刺身を堪能。
どれも美味しいのですが、なかでもウニが絶品でした。自分史上一番のウニと言っても過言ではありません。

ご主人と話が弾みます。
横浜生まれの佐渡と沖縄のハーフと聞いたからには、佐渡の日本酒、沖縄の泡盛を呑まないわけにはいきません。
佐渡のお酒は初めてでしたが、旨かったなあ。佐渡に行きたくなってしまいました。単純です。
また沖縄の泡盛は「カリー春雨」という何とも気になる名前。
調べてみると、「春」には希望、「雨」には恵みを託して付けられたそうです。
「カリー(嘉例)」は沖縄の方言で「おめでたい、縁起が良い」という歓びを表現する意味ということを知りました。
戦争によってすべてを失った中で泡盛をつくることで、希望と恵みがこの地(沖縄)に再びもたらされることを願って名付けられた泡盛。
とても深いです。

ご主人が本日のおすすめの魚を紹介してくれました。
その中から「タカベの塩焼き」を注文。頭からガブリとお酒が進みます。

ご主人と会話しながら、お酒と料理がもうどうにも止まりません。

🐾 お腹も心も満たされて

まだ明るいうちにお店に入ったのに、帰る頃にはすっかり暗くなっていました。
カウンター越しにご主人との会話を楽しみながら、旨いお酒と美味しい料理に囲まれるという幸せな空間にいました。
店内は新しいお店感が感じられる綺麗な佇まいですが、いつまでも落ち着いていられる雰囲気もすでに備わっています。
良いお店、用賀に見つけました。
あっ、「いつきよっか」の由来を聞くの忘れた(^_^;)
また行く理由がみつかりました(笑)

– Info. List –

『五月四日(いつきよっか)』

東京都世田谷区用賀4-17-6 みづきビル112
【営業時間】 17:00 ~ 23:00
【店休日】 水曜
【アクセス】 東急田園都市線「用賀」駅から徒歩およそ2分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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