酒と肴 ててて – 東京・荻窪

酒と肴 ててて《東京・荻窪》

🐾 荻窪

ラーメン激戦区で有名なまちである荻窪は、駅前に「ルミネ荻窪」や「荻窪タウンセブン」のような大型ショッピング施設があったり、商店街が多く集まったりと賑やかな印象です。
ただ、商店街を少し離れると閑静な住宅街が広がったり、JR中央線や東京メトロ丸の内線が乗り入れているので、住みやすいまちとしても知られています。

🐾 ててて

青梅街道側(北口)と反対の荻窪駅南口から出て阿佐ヶ谷方面に線路沿いを歩いて数分すると、今回の目的地「酒と肴ててて」の看板が見えてきます。
2023年5月27日にオープンしたこのお店は、瞬く間に人気店となり、予約必須です。

そんなに大きな店構えではありませんが、雰囲気の良いことが伝わってくるようで、期待が膨らみます。開店時間に合わせるように訪れたので、その時間がくるまで入口のメニューで愉しんでいました。

店内はカウンターが8席、奥にはテーブル席もあるようです。
酒の肴になるメニューがたくさん、黒板に書いてあるメニューも気になります。
ご夫婦で営んでいるお店で、おふたりとも忙しなく動いています。

新鮮な魚と自分定番のポテトサラダを当たり前に注文。
そしてこのお店には「おひとり様限定の酒肴盛り」というメニューがあります。ひとりで来た人の特権です。嬉しくなります。
そしてこの酒肴盛りの贅沢な並びを見て、嬉しさ倍増になりました。
これでお酒を呑む体制が整いました🍶

当然のように、日本酒を中心にドリンクメニューが充実しています。
特に日本酒は、燗酒にごだわりを感じました。

酒と肴 ててて《東京・荻窪》

最初の日本酒は、女将さんのおすすめをいただきました。
女将さんの出身地である秋田県のお酒「春霞 花ラベル 純米」です。冷酒でいただきました。
初めて呑んだお酒ですが、とても呑みやすくて良い呑み始めになりました。

呑んでみたかったお酒を冷酒や燗酒で次々といただきました。
料理もおいしいので、当然ながらお酒も進みます。

このお店の店名「ててて」は「造り手」「飲み手」「伝え手」の3つの手が由来です。
「月の井酒造店」の杜氏の方が名付け親になってもらったそうです。
ですので、お酒の締めは「大洗 月の井 純米」を燗酒で。最初から決めていました。
このお店でこのお酒を呑む。
お酒は味だけでなくて、このような気持ちや知識も影響してくるんだなと、あらためて感じました。

料理の締めは「塩むすび」です。女将さんが気を利かせてくれて味噌汁も出してくれました。
おいしい酒を呑んだあとの塩むずびもお味噌汁も身体に染み渡ります。
「お米」って良いですね。

🐾 二人三脚

冷酒も燗酒も気持ちよく呑むことができました。
そしてカウンター越しでずっと感心して見ていたのですが、このご夫婦の無駄のない動きです。
美味しい料理を真剣に作るご主人、たくさんのお客様の顔を汲み取りながら動き回る女将さん、ふたりしかいないはずなのに何人もいるかのようでした。

酒と肴 ててて《東京・荻窪》

まさに「造り手」「飲み手」「伝え手」の三位一体となっている瞬間を感じながら、いただいたお酒とお料理は格別でした。
宣言!
また来ます。

– Info. List –

『酒と肴 ててて』

東京都杉並区荻窪4-32-8 パインマンション荻窪1F
【営業時間】 平日 17:00 ~ 23:00、土日祝 15:00 ~ 22:00
【店休日】 月曜
【アクセス】 JR、東京メトロ「荻窪」駅南口より徒歩およそ2分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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