秋保神社 – 宮城・秋保
🐾. 秋保温泉
秋保(あきう)温泉は、仙台市街地から近くアクセスの良さや自然を楽しめることが魅力的な温泉地です。
今回カーシェアを利用しましたが、仙台市街地からおよそ40分くらいで辿り着くことができました。
古代から「名取の御湯」と呼ばれ、長野県の別所温泉や野沢温泉とならび、「日本の三御湯」のひとつに数えられています。
ちなみに、同じ宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに「奥州三名湯」のひとつと数えられたり、古くは兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉と並んで「日本三名湯」のひとつに数えられていました。
なんか凄いですね😁
🐾. 秋保神社



この秋保温泉には、およそ1200年の歴史を誇る秋保(あきう)神社があります。
秋保温泉からは大きな案内板が所々にあり、ほぼ一本道なので迷うことなく辿り着けました。
神社入口と並行して大きな駐車場がるのも入りやすく助かります。



「勝負の神」として人気があり、数多くのプロ選手や受験生が訪れているそうです。
当日は風がとても強くて、境内の至る所にある「勝負の神」と書かれた幟がはためき、とてもパワーをもらえる感じがしました。
主祭神は、「健御名方命(たけみなかたのみこと)」で勝負の神様として有名です。
元々、征夷大将軍の坂上田村麻呂が熊野神社を祀ったのが始まりと伝えられ、室町時代に平盛房が諏訪大社の神霊を勧請したことから「勝負の神」として崇められるようになったそうです。






長床をくぐると本殿が見えてきます。
まずは秋保の地、仙台の地を訪れたことをご報告しながら参拝します。

本殿の近くには「勝石(まさるいし)」があります。
「厄割玉(やくわりだま)」の穴に「魔が去る」ように願いを込めながら自分の抱える悩みや災難などの悪い気を吹き込み、この勝石に力いっぱい投げつけて割ることで、厄を払うという風習があるそうです。






社務所も勝石の近くにあります。
御朱印の種類もたくさんあって悩みどころです。と、悩みながらも3種類いただくことにしてしまいました。
御朱印のほかに「まけてたまるか守」を購入しました。
「一」のつく日限定のお守りで、訪れた日が偶然にも「一」がつく日でした。
これも何かのこ゚縁! 迷わず購入。
病気で闘っている友人に渡そうと即決でした。


社務所にいらっしゃった宮司さんに話をいろいろ聞かせていただきました。
「勝負の神」として有名な場所でもあり、勝負に拘らなければいけない競技者がたくさん訪れてくることも詳細に聞くことができ、自分が知っている(応援している)選手も訪れていたことに驚いたりしました。
なかでも、フィギュアスケートの羽生結弦選手が2014年のソチオリンピック前に訪れ、めでたく金メダルを獲得して、お礼の手紙をいただいた話を宮司さんが嬉しそうに話すことが印象的でした。
🐾. 勝負の神様が宿る地


実は当初、秋保神社を訪れる予定はありませんでした。
もともと、仙台の「名物グルメ」で有名な人気の「秋保おはぎ」が、秋保温泉にある「主婦の店さいち」でしか手に入らないので、そこに向かっていました。
道中、「秋保神社」の大きな看板が目に入り、興味が湧いて目的地を追加することにしました。


「主婦の店さいち」から15分ほど車を走らせて辿り着いた「秋保神社」。
めでたく「秋保おはぎ」も手に入れ、思いがけなく訪れた「秋保神社」では、勝負のパワーをいただいたり、宮司さんから貴重なお話を聞くことができたりと、とっても満足なたびになりました。
これはきっと「勝負に勝った」と言えますよね (^^)v
– Info. List –
『秋保神社』
宮城県仙台市太白区秋保町長袋清水久保北22
【受付時間】 9:00 ~ 17:00
【アクセス】
車:東北自動車道「仙台南」ICより、およそ30分
仙台市街地より、およそ1時間
バス:仙台市営バス各系統「秋保神社前」バス停より、徒歩およそ2分
『主婦の店 さいち』
宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師23
【営業時間】 9:00 ~ 19:00
【店休日】 水曜
【アクセス】
車:東北自動車道「仙台南」ICより、およそ13分
仙台市街地より、およそ40分
バス:仙台市営バス各系統「薬師」バス停より、徒歩およそ1分


