伏見稲荷大社 – 京都・伏見

最終更新日

伏見稲荷大社《京都・伏見》

🐾 京都の寺社

日本文化を象徴するまちといえば、まずは京都を浮かぶ方が多いと思います。
その京都のまちの特徴として多くの寺社が存在することが挙げられます。
京都市内だけでも神社がおよそ800、寺院がおよそ1,700あるそうです。
日本全国のことを考えればけっして多いわけではありません。それでも右を向いても左を向いても寺社が目に入ってくるイメージです。
その中でも観光名所として取り上げられることの多い「伏見稲荷大社」は、一度は訪れなければいけない神社だと思います。

🐾 良いアクセス

伏見稲荷大社まで電車で行くなら、JR「稲荷」駅または京阪本線「伏見稲荷」駅で下車ということになります。特にJR稲荷駅を出ると目の前に大きな鳥居が待っていてくれるので迷いようがありません。

🐾 御朱印

駅前の鳥居を通ってまずは本殿にご挨拶します。やはり普通の神社と比べようもないくらい大きいです。
本殿のそばにある社務所で御朱印をいただきます。
当たり前に参拝客が多いので、御朱印をいただくにも時間がかかります。待つ覚悟が必要です。

🐾 赤い鳥居

全国の稲荷神社の総本営とされている伏見稲荷大社は、朱色の千本鳥居で有名ですね。
一般的に稲荷神社といえば、朱色の鳥居が象徴的です。
朱色は稲作に必要とされる陽光や温かさを運んでくると考えられているそうです。また、朱色は魔除けの色と考えられていることから、古くから日本では寺社などに用いられてきたようです。
やはりこの千本鳥居を目の前にすると壮観で、あらためて身が引き締まる思いになりました。

🐾 山頂まで💦💦💦

本殿から稲荷山山頂までの往復距離はおよそ4km。延々と朱色の鳥居が続きます。
千本鳥居の写真は入口付近のものが多いので、すっかり騙されました。。。
雑誌などの写真は誰もが目の当たりにしたくなるようなものですが、実際の鳥居の中は過酷そのものでした。
ほぼ連続する階段と傾斜で、息が切れるのはもちろんのこと、最後は膝がガクガクでした。
1月に訪れましたが、汗びっしょりになりました 💦

山頂からの帰り道の途中にある御膳谷奉拝所でも御朱印をいただけます。
一般的な御朱印の右上には「奉拝」という文字が書かれていますが、ここ(稲荷山)では「山を登る」という意味で「登拝」という文字が書かれています。山頂まで行った記念ともいえますね。

🐾 伏見稲荷大社を感じる

稲荷山山頂までの往復はとても大変ですが、休憩処もあるので休みながら進むのも良いと思います。
また、道中たくさんの猫に出会いました。
マイペースな猫を見ていると、「そんなに急ぐな」と言われているようでした。かなり癒やされました。

伏見稲荷大社《京都・伏見》

伏見稲荷大社にはたくさんの狐が鎮座しています。稲荷大神の福が狐によって人間に運ばれることを示すとともに、人間の願望を預かって稲荷大神へ届けようとしている信仰の象徴となっています。
もともと神の使いとして山の狼がいましたが、稲作の定着とともに狼は山に追いやられてしまい、代わりに里にいる狐が稲の神の使いになったそうです。

伏見稲荷大社は日本有数の有名な神社で参拝客も多いところです。
ただ山頂までの登拝を考えると、覚悟を持って参拝する必要があると思いました。
とても奥の深い場所です。
だからこそ心に刻まれることも多いのだなと感じました。

– Info. List –

『伏見稲荷大社』

京都府京都市伏見区深草藪之内町68
【参拝時間】 24時間
【アクセス】

  JR奈良線「稲荷」駅下車すぐ、京阪本線「伏見稲荷」駅から東へ徒歩およそ5分
  京都市バス 南5系統 「稲荷大社前」バス停から東へ徒歩およそ7分

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