ひもの屋 網十 – 神奈川・川崎銀柳街

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

🐾 川崎銀柳街

JR「川崎」駅からも近く、京急本線「京急川崎」駅そばの市役所通りと新川通りを結ぶ開閉式アーケードがある商店街です。(以前、勤務地が川崎駅周辺だったときはよく歩きましたが、あまりアーケードの開閉は気にならなかったような気がします ^^; )
第二次大戦の空襲で甚大な被害を受けた川崎市街地に、地元の人たちによって植えられた「柳」と深く美しい光を意味する「銀」から現在の名称が生まれたそうです。
新しい店から昔ながらの店まで、良い意味でゴチャゴチャ感のある商店街です。

🐾 ひもの屋

川崎銀柳街をゆっくり散策していると市役所通り側入口のそばに大きな看板が見えてきました。
その「ひもの屋」という看板と入口の佇まいに思わず惹かれてしまいました。

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

入口に降りる階段の壁面にあるマグロの魚拓?は迫力満点。
これからいただく料理にいっそう期待してしまいそうになる程です。

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

地下にある店内は思った以上に広々としています。
カウンター席はないようで、ひとりでもテーブル席に案内されました。

🐾 おいしい料理と旨い酒

まずは茶豆をアテに生ビールで落ち着きます ☺
茶豆は暖かくて塩が程よく効いていて手がとまりません。

まぐろのお刺身ときびなごの天麩羅もオススメです。
九州系のお店以外できびなご料理が用意されているのは珍しくて、鹿児島経験者の自分は嬉しくて迷うことなく頼んでしまいます。
ひとり分としては少し多めだと思いますが、自分はお構いなしです 😁

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

そして真打ち!お目当てのひものです。
特大シマホッケが推しのようですが、今回は「サバ三味」を注文しました。
「みりん干し」「灰干し」「伴助サバ」の3種類の味が楽しめます。
どれもこれも美味しいのですが、特に高級ブランド干物である「伴助サバ」は絶品です。
脂が乗ったサバの美味しさは言葉で表現できないほど。ぜひいろいろな方に食べてもらいたいと思うくらいでした。

美味しい料理に旨い酒は欠かせません。
お酒の種類も豊富で、気になるうんちくがたくさんあるメニューから選ぶところから、嬉しくなってしまいます。

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

「サバ三味」に感動していることもあり、まずは「SABA de SHU」を選択しました。
このお酒がメニューにあることだけで驚いて嬉しくて。
以前住んでいたことのある岡山市内にある商業施設「ICOTO NICOT(イコットニコット)」のとろさば専門店「SABAR+」で出会ったお酒です。
まさか再会できるとは思っていませんでした。こういう思いがけない再会はアリですよね。

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

続いて「山形正宗1898」。
もともと「山形正宗」は呑みやすくて好きなお酒ですが、銘柄の「1898」が気になって注文してしまいました。調べてみると、蔵元である水戸部酒造は1898年創業なんですね。
米の旨味がしっかりと伝わってきて、ほんとうに呑みやすいお酒です。
水戸部酒造がある山形県天童市には、以前川崎フロンターレの試合で訪れたことがありますが、当時はこのお酒の存在を知らず、口にすることがありませんでした。いつか蔵元のあるまちで呑みたいと思います。

🐾 おいしさ再発見

ひもの屋網十《神奈川・川崎》

お酒との相性がよいこともあり、魚料理は好きです。
ただ刺身とか天麩羅とかで食べることが多かったので、干物の美味しさを再発見したと思うくらい絶品でした。魚や干物が苦手な方にも「食べてもらいたい」「きっと美味しいと思うだろうな」と考えてしまうくらいです。
おさかなバンザイ!と感じるお店に出会いました。

– Info. List –

『川崎銀柳街入口のひもの屋』

神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目4-8 川治ビルB1
【営業時間】 11:00 〜 翌3:00 *日曜・祝日のみ23時まで
【店休日】 無休
【アクセス】 JR「川崎」駅、京急本線「京急川崎」駅から徒歩およそ3分

🍶 お世話になったお酒 🍶

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